飛び出す絵本は、ポップアップ絵本と言われ、立体的に絵本から飛び出たり、しかけがあったりしますので、情操教育にも良いと言われています。
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代表的な作家として挙げられるのが、「紙の魔術師」ともよばれているアメリカのロバート・サブダです。彼の斬新な発想と卓越した技術は、「ポップアップの革命」とよばれ、作品は世界的なベストセラーとなっています。
活動の拠点をニューヨークに置き、マシュー・ラインハートと共同のスタジオで活躍していて、おもな作品に『オズの魔法使い』、『不思議の国のアリス』、『クッキーカウント』などがあり、ラインハートとの共同制作では『メガビースト』、『恐竜時代』などがあります。
これらの飛び出す絵本は、TVや店頭で一度は見たことがある人も多いと思いますよ。ロバート・サブダの作品は、製本技術が進歩した現在でも、ほとんどの工程を手作業で行っているので、細部まで精巧で、子供だけでなく大人をも魅了し、熱烈なファンが多いですね。
ですので、どれも品薄状態で、売り切れると次の入荷まで数ヶ月掛かることも少なくありません。
本を開くと立体的に飛び出したり、つまみを引くとしかけが動いたりする絵本を一般的にポップアップ絵本と呼んでいますよね。絵本を開くと、そこから登場人物達が飛び出してきて、まるで絵本の中の世界が現実になったかのようです。
「ポップアップ」、飛び出す絵本は、その名の通り、子供から大人まで年齢を問わず驚かせてくれ、不思議な世界へと導いてくれる素敵な絵本です。
そして、ポップアップ絵本の魅力は、なんといっても本を開いたときに飛び出てくる登場人物や、様々な仕掛けですよね。インパクトもあるし、ユニークな仕掛けもたくさんあるので、読んでいても飽きません。
無限のイメージや幻想が頭の中で広がって胸がドキドキするようなあの感じもポップアップ絵本だからこそ味わえるのかもしれませんね。
親子で一緒に楽しめたり、お友達にプレゼントしたり、ポップアップを通してコミュニケーションの輪がどんどん広がっていくと素晴らしいですね。
ポップアップ絵本の歴史を辿っていくと、かなり昔までさかのぼります。最初に仕掛け絵本が登場したのは14世紀のことで、子供向けの仕掛け絵本が出版され始めたのは18世紀以降です。
1765年にイギリスの出版社の道化絵本が始まりだと言われていますが、その頃は挿絵に付けてある“めくり”(フラップ)を上げ下げすることによって情景が変化する仕掛けが使われていたそうです。
その後、19世紀になると絵が飛び出したり、タブを引くと絵が変わる趣向を凝らした様々な仕掛け絵本が作られました。これらの絵本は西欧でたちまち大人気となり、日本でも「飛び出す絵本」や「しかけ絵本」として親しまれてきましたね。
現在ではポップアップは絵本だけではなく、カタログ・パンフレット・TVのCM・会社案内などビジネスシーンでも幅広く利用されています。その理由は、4つあります。
まずは、「インパクト」。立体になって飛び出すので、何を伝えたいのか明確にアピールできます。2つ目は「ユニーク」なこと。「もう一度、見てみたい」と思い、繰り返し楽しんでいるうちに自然と記憶にも残りますよね。
3つ目は「わかりやすさ」。立体にすることで好奇心を誘い、コピーや文章を引き立たせ、結果的に内容への理解を深める役割を果たしてくれます。
そして4つ目は「コンパクト」です。立体になっても本のようにワンタッチで折りたためて収納できるので、持ち運びにも便利ですよね。
こういった広告効果の高さや話題性に加えて、捨てられにくい点もポップアップ(飛び出す)の強みですし、人から人へ手渡されていくメリットもあります。今後もユニークな広告手段のひとつとしてポップアップがどんどん活用されていくと嬉しいですね。
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